土木学会新潟CEG研究会に参加してきました。
これは長岡技術科学大学名誉教授 丸山久一先生を委員長とするコンクリートに関する勉強会です。
かれこれ、20年以上前から続いていると思います。
私は平成10年ごろより仲間に入れて頂きました。
今回は、「トンネルコンクリートの診断事例の紹介」という題目で話題提供させていだきました。
私が論文を書くようになったのは、この勉強会がきっかけでした。
入会した当時の話題で丸山先生から、コンクリートの塩害補修も安いものもあれば高いものもある。
構造物のメンテナンスを実施していくにあたり、一体どれが経済的なのだろうかね〜、とつぶやきがありました。
当時、私は北陸自動車道 親不知海岸高架橋(全長3.3q)における上部工の塩害対策の検討を任されていました。
私は、これだと思いました。
私は、塩害補修に必要な初期コストと塩害補修を維持するための補修コストから、ライフサイクルコストによる比較の概念を適用したのです。
この塩害対策の選定でライフサイクルコストの概念を提案したのは、日本で私が最初でした。
もちろん、この考え方は親不知海岸高架橋上部工の塩害補修選定に採用されました。
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