石川県能登半島へ塩害を受けた構造物の調査に行ってきました。
漁港のすぐわきにある橋梁です。
漁港の突堤の周囲にはテトラポットが配置され、かなりの飛来塩分が発生することが予想されます。
橋梁床版の下面で調査を実施しました。鉄筋の腐食がかなり進行していました。
現在、金沢大学ではSIP(コンクリート橋の早期劣化機構の解明と材料・構造性能に基づくトータルマネジメントシステムの開発)のプロジェクトの一環で大型載荷試験機を設けました。
写真2はその載荷試験機です。
たとえば塩害の劣化を受けた橋梁等を撤去し、どの程度の耐力があるかを測定するために使用します。
載荷試験機の底版コンクリートには北陸電力の分級フライアッシュを混入した早強コンクリートを使用しています。
施工から約1ケ月経過しましたが、底版コンクリーㇳにひび割れは全く発生していませんでした。
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